みなさまこんばんは
トレーナーの前田です
今日は久々にパーソナルトレーナーの方に向けたブログです
トレーナーでないかたもトレーナーを選ぶ時の目安にしていただきたいです
今日丁度MAEDAGYMでプチミーティングみたいなのがありまして
あるトレーナーが「周りのトレーナーがすごくて自分に自信がもてない」と言ってました
まあ自分がアドバイスするのは大丈夫、自身を持てということくらいしかないのですが
まじめに一生懸命トレーナーをやって試行錯誤しているからこそ、このように思うのだと思います
これからも頑張ってただきたいです👍
さて、今回のブログはパーソナルトレーニングという分野を仕事にしているトレーナーに向けているので整体やマッサージなどではないのでご了承ください
自分の解釈ではパーソナルトレーニングは個人の目的に合わせたオーダーメイドのトレーニングです
最近は、整体やマッサージなどと混同してしまっている人がいますが
整体やマッサージは医療類似行為であり、トレーニングではありません
マッサージに関してはあん摩マッサージ指圧師もしくは医師免許がなければ業務として行ってはいけません
ただ、もみほぐしやリラクゼーションは違法でないので、マッサージとの境目があいまいでグレーゾーンとなっています
もしパーソナルトレーニング中に「マッサージをします」とトレーナーに言われたら
そのトレーナーには注意が必要です
個人的には
マッサージをするならパーソナルトレーナーである必要はないのでもみほぐし屋さんやリラクゼーションサロンなどで働けばよいと思います
あくまでトレーナーはトレーナー
トレーニングを指導することが仕事です
また
トレーナーは治療や診断もしていけないので
トレーナーが「痛みを治します」「触診します」とか言っていたら注意です
腰痛などはトレーニングによって緩和することがあります
結果的にそうなるだけなので
治療ではありません、気を付けましょう
次にパーソナルトレーニングの料金について触れておきます
パーソナルトレーニングはお店にもよりますが60分間で大体6000円から12000円の間くらいです
トレーニングを指導するだけでそんなにお金かかるの?
っと思う方が多いかもしれませんが
脱毛サロンとか美容外科ってもっと高いですよね?
男性の髭脱毛も単発だと10000円以上しますよ(笑)
なぜ脱毛サロンや美容外科を引き合いに出したかというと
パーソナルトレーニングをして見た目や体質を変えることと
脱毛サロンや美容外科などで見た目や体質を変えることは
価値は同じじゃないかと思うんですよね
ここで圧倒的に違ってくるのは
脱毛サロンや美容外科よりもパーソナルトレーニングは担当者の実力によって効果に大きな差が生まれることです
やっと題名の実力の部分になります
このブログで言いたいことは
パーソナルトレーナーの実力は効果をだせるかどうかできまるってことです
自分はお客様がたくさん付いているトレーナーが実力があるトレーナーとは思いません
ただ、実力があるトレーナーにはお客様が付くと思います
どういうことかというと
お客様が付くかどうかは実力だけでなく
所属している団体や働いている場所などによっても左右されるということです
大手フィットネスクラブで社員やアルバイトとしてトレーナーをやっている人はお客様と触れ合う機会が多いので簡単にお客様は付くでしょう?
そしてフリーランスになってもそのお店に所属していれば
スタッフもお客様も知っている人ばかりですから
集客は難しくないかもしれません
また
パーソナルトレーニングの認知度が高いお店に所属していればお客様が付きやすいですし
認知度が低いお店なら付きにくいです
そんなこんなでお客様が多くいるかどうかは実力があるないの目安にはなりません
正直、パーソナルトレーニングというものの認知が低いので
実力が低いトレーナーが売れてしまっても仕方ないです、
仲良しのトレーナーだと安心だと思ってパーソナルトレーニングをやって何年も継続して結局、全然効果出てないなんてことはよくある話です
それでお客様が満足ならいいじゃない?
そうかもしれませんが
それでは一生懸命努力しているトレーナーがかわいそうだと思いませんか?
努力して実力があるトレーナーが売れないなんて自分は納得ができません
ぜひお客様にもパーソナルトレーニングというものを知っていただいて、実力のあるトレーナーを選んでいただきたいです
トレーナーを選ぶときにトレーナーのプロフィールを確認すると思います
そこで取得資格の欄に注意しましょう
トレーナーの資格はNESTA、NSCAこの二つの団体が多いと思います
そしてJATIやAFAA、アスレティックトレーナー、その他ヨガやピラティスの資格など
フィットネスクラブならホリスティックコンディショニングや健康運動指導士
後は柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などの国家資格です
どれを選んだらいいの?
正直どれでもいいです(笑)
資格はどの分野に精通したのか、どれほど勉強したかの目安にすぎません
NESTA、NSCA、JATI、AFAAなどの団体の資格は講習会などにお金を費やすとテストに合格するのはそんなに時間はかかりません
健康運動指導士は指定の大学で単位を取っておくと科目免除されたりしますが割と勉強は必要な印象です
アスレティックトレーナーは日本でトップのトレーナー資格と言われているのでかなり勉強する必要がありますし合格率は10%以下らしいです
国家資格についても2年や3年学校に通ったり指定の実習を受け、国家試験に合格する必要があるのでこれも勉強は必要ですね
自分はNESTA、AFAA、NSCAの資格を取ったことがあり、理学療法士の学校に2年通っただけです
健康運動指導士とアスレティックトレーナーは知り合いがいるので聞いたはなしです(笑)
まあ今回はどの資格が良いって話ではないのでさらっといきます
トレーナーもお店のスタッフもお客様もそれぞれの資格の何が良いかわからないことが多いので
フィットネスクラブでは国家資格を持っているもしくはアスレティックトレーナーである=実力があるとされていることが多い気がします
自分的にはこれはNOです
なぜなら
自分は理学療法士の学校を途中でやめたのはリハビリを学びたいわけではなかったからです
理学療法士は基礎の解剖学や生理学、運動学を勉強します
これらはトレーニングに大きくつながる分野なのでしっかり学びました
でも
健常の方を相手にするパーソナルトレーニングが仕事なのに麻痺患者の方へのリハビリの仕方って分野が違いますよね?
お客様が患者様なのか患者様でないのかだけでもやり方が違ってきます
なので
もし理学療法士がパーソナルトレーナーとして実力があるかと言われると、これも違うと思います
理学療法士であってもパーソナルトレーニングの経験値があって初めてその勉強が実力に変わります
柔道整復師や鍼灸師などもおなじです
柔道整復師の専門は外傷(骨折や捻挫、脱臼など)に対する施術です、
鍼灸師の専門は針治療です
アスレティックトレーナーの専門はスポーツ選手のケガの応急処置やリハビリテーション、ケガ予防のためのトレーニング指導などです
先ほど
脱毛や美容の分野とパーソナルトレーニングは変わらないと言いましたが
上記の国家資格を持つ人たちの専門がパーソナルトレーニングでないことがわかっていただけたでしょうか?
結局、どの資格をもっていてもボディメイクやダイエットのためにトレーニングを指導しようと思ったらパーソナルトレーナーとしての勉強と経験が必要なのです
なぜこんなことになってしまっているかというと
パーソナルトレーニングを整体や治療などと勘違いされているお客様が多く
運動施設側もそういうお客様を顧客にしないと売り上げを維持できないからです
ダイエットだけを売りにしているパーソナルトレーニングジムはある意味特化しているのでこのような点で言えば効果は期待できるでしょう
さあこの辺りはパーソナルトレーナーの方必見です
MAEDAGYMの勉強会でよく言うのは国家資格を持つトレーナー=実力があるトレーナーではない、ということと基礎を必ず学ぶことです
国家資格を持つトレーナーとそうでないトレーナーがパーソナルトレーニングの中で違いが出てくるのは解剖学や生理学、運動学などのトレーニングにつながる基礎医学を学んでいるかどうかです
そしてこの基礎医学は市販の本で勉強できることです
学校に通わなくても講習会にでなくてもやる気があればできます
そして、実力があるトレーナーになるにはある分野において秀でている必要があります
例えばダイエットが得意とかマッチョづくりが得意とかです
これらは講習会などに参加するのもいいですが
とりあえず得意でなくてもダイエットやボディメイクで経験を積んでいけばそのうち効果がでた分野が偏ってきますので
それが勝手に得意分野になります
ちなみに秀でているという点ではコミュニケーション能力や見た目の良さなどでもいいと思います
それらを求めるお客様がいて効果を出すことができるならそれは実力があるトレーナーだと思います
国家資格を持つトレーナーと同じくらい基礎医学を勉強しておいて得意分野が見つかればきっと大きな効果をお客様に与えられるでしょう
お客様側はトレーナーを選ぶときははどんな資格を持っているかではなく
自分の求めている分野においてたくさんの経験を持つトレーナーを選ぶことがポイントです
こんな感じで書いていきましたが
MAEDAGYMでは「自分の実力に自信がない」トレーナーの方のご相談にのります!
正直、トレーナーの相談に乗ったり、セッションをみたりするのがすごく好きなのでお気軽にご連絡ください!
それでは
おやすみなさい💤
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