みなさまこんばんは
トレーナーの前田です
今年ももう少しで終わりますね
来年は今年よりも大変な年になりそうなので、、もう少しのんびり2020年であってほしい(*_*)
さて
今回は先日のキックボクシングのミット打ちパーソナルを行ったときの話です。
受けてくださったお客様は何度か筋トレのパーソナルも行っている方でアスリートです
いつものパーソナルと合わせてストレス解消のためのミット打ちでした👊
キックボクシング自体も初めてではなかったので
ウォーミングアップでシャドーボクシングをして
動きを確認したらすぐにミットに入りました
さすがアスリート
いいパンチを打ちます
この日使ったのはパンチがジャブ、ストレート、フック
キックは膝蹴りと回し蹴り
回避はダッキングだけです
これだけでも十分な運動量になります
これだけ寒くても汗びっしょりになってました✨
いろいろなコンビネーションを組み合わせる中で苦戦したのは膝蹴りです
膝蹴りのときにどうしても脚が素早く上がらないことに戸惑っていました
これはまさに
重心のコントロールがうまくできていないのが原因でした
どういうことかは以前重心のコントロールの日記を書きましたのでこちらをご参照ください
膝蹴りを出すときに軸脚の真上に重心を移動させることができたら素早い膝蹴りを行うことができます
素早いキックを打とうと思うと下半身の速筋繊維を鍛えてスピードや筋力を上げたり、プライオメトリクスを使って反射的な爆発力を鍛えるというトレーナーが多い気がします
間違いではありませんが
どれだけトレーニングを積んだとしても
キックを打つときに軸足の真上へ重心を移動させるスピードが遅ければこれらの筋トレはすべて無駄に終わります
残念なことです
これはボクシングとキックボクシングの構えのスタンスを見てもよくわかります
ボクシングよりもキックボクシングの方が明らかにスタンスが狭く支持基底面が狭いです
狭い方が重心の移動が少なくて済むからです
右足から左足への距離が遠ければそれだけ重心を遠くに移動させなければならないので遅くなります
反対にボクシングにはキックがありませんから
できる限り支持基底面を広くして安定させた方が強いパンチも打てますし
頭を振る範囲も広くなるのでパンチを回避しやすくなります
ただし、脚を使って相手をかき回すようなアウトボクサーであれば移動のスピードが命ですから支持基底面は少し狭くした方が良いかもしれません
このように素早く強いキックを打つためには重心をうまくコントロールして素早く軸脚の真上に重心を移動させることが重要です
これはスタンスだけでも変わりますが
背骨の形や骨盤の傾き、頭の位置などによっても変わるので
実際に素早く強いキックを打とうと思ったら動きの癖を見極めるように動作分析を行う必要がありますね
これは走ったり歩いたり階段を上ったりと片脚にならないといけない運動すべてに共通することです
重要なのは重心のコントロール
重心移動の反応速度です
どういうことかわかりづらい方は
脚を大きく開いた状態から片脚立ちになるのと
脚をそろえた状態から片脚立ちになるのと
どちらが早く脚をあげられるか試してみてください
すぐにわかります
それでは
本日はここまで
最近寝不足気味で
今日も少しイマイチな体調でしたが乗り越えました
階段でつまずいてぶつけた右足の親指がまだ痛いです
今年の仕事はとりあえず終わりましたが
事務作業はたくさんの残っているので
時間があれば日記も書きたいと思います
年末暇で暇で仕方ない方はMAEDAGYM日記すべて読み返してください
きっと今年一番頑張った仕事です(笑)
では
おやすみなさい💤
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