痛い!
美しい、綺麗、柔らかい、細い、理想の身体。あなたに心と体の変化を届けるインストラクターの前田博俊です。
今回は理学療法の学校にかよっている学生としての投稿です。
腰痛、頭痛、首痛、痛みにはいろいろありますが、
痛みは身体のSOSサインです。
「そのうち治るから大丈夫」「マッサージ行けば治るでしょ」
いやいや、身体の異常はそんな簡単に治りません。
痛みがでるのにはそれなりの原因から、過程があります。
腰痛の原因は腰にあるとは限らない。
ふとももの裏の硬さ、足首の硬さ、
もしかしたら臓器からきているかもしれない。
理学療法士はその原因を筋肉や骨の運動から取り除くプロフェッショナルです。
でもやっぱり治すのはお医者さんです。
他にも鍼灸師、柔道整復師、マッサージ師などいろいろありますが、本当にその痛みを直したいなら最初は病院に行って医師の診断を受けてから別のところで施術してもらう方がよいでしょう。
スポーツクラブで働いていると、「肩の腱板がきれている」「靭帯がない」とお客さんが言うので、「病院に行きましたか?」と聞くと行ってないことが多いです。。
整体とか接骨院で言われたというのです。
確かによっぽど優秀な整体師とかなら経験でわかるのかもしれませんが、実際レントゲンでとってみると全然違ったりします。
体はとても精密で複雑な構造をしています。
しかも筋肉や骨を外から見ることはできません。
複雑な構造で見ることはできないものを簡単に診断できないです。
トレーナーとして働いていると「あ、外反母趾だ」とか思うことはあるのですが、お客様に「外反母趾ですね」と決めつけないように気を付けています。
理学療法士も診断をするときはカウンセリングでその人の生活環境を理解してから様々なテストで身体を動かして診断します。
整形外科医もいろんなテストをしてくれる先生を選ぶのがオススメです。
そして痛みの原因が筋肉の硬さや弱さであれば、
ヨガインストラクターやパーソナルトレーナーの出番です!
まずは身体のSOSを野放しにしない。SOSの原因を正しく知りましょう。ここからトレーニング、もしくは治療です!
医者も理学療法士もパーソナルトレーナーも腕には差があるかもしれません。
でも素人よりは人間の身体のプロであることは間違いないと思います。